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[第12話]伝説のギター・メンテナンス 検証-3『ギター管理-(1)』 2008/10/24

ヤッホ!(^-^)v

え〜、今回はギターレッスンをしていてよく受ける、“管理”に関した質問について答えてみようとおもう。

多いのは、大体次の三つだ。

(1)『ギターって、弾き終わったら、弦を緩めるものですよね?』

(2)『弦交換って、どれ位でするべきですか?』

(3)『ギターを弾かない時は、ボリュームやトーンのノブを0に絞らないとポットに悪いんですよね?』

と、まぁこんな感じ。

一つずつ順に答えて行く。

まず今回は、(1)。

これはとても良く聞く話だけど、必ず緩めなきゃいけないってわけじゃない。

その時のネックの状態や、張ってる弦の太さにもよるから。

ネックの“反り”などのわからない人は、わかる人や、修理屋さんに一度状態を見てもらい、アドバイスしてもらうと良いでしょう。

後、普通のソリッドボディ・タイプのギターに、スティーヴィー・レイ・ヴォーンみたいな超太い弦を張ってる人は、こまめにネックの状態をチェックして、長い間弾かない場合は、やはり多少は緩めた方が(ペグ一回し〜二回し位)良いと思う。

ただし、一番やっちゃいけないのは、完全に緩めて長時間放置する事。

これは最悪!

大体ギターっていうのは、弦を張っている状態を想定して造られている。
ネックには“トラスロッド”という鉄棒が埋め込まれ、弦がネックを引っ張る力の逆方向に力が掛かるようになっているのだ。

なんで、弦を完全に緩めて長時間放置すると、トラスロッドがネックを引っ張って、所謂“逆反り”と言われる症状に陥ってしまう。

これは気をつけてっ!

ちなみに、俺は普通の009〜042のセット弦を使っているけど、長い間ギター弾かない事なんてないから、レギュラー・チューニングで張りっ放しだよ。

大丈夫!ネックってそんなに弱っちく出来ちゃいないから!

あっ、でも、俺の真似してネックが反ったら、何言われるかわからんので(笑)、一応自分で時々状態をチェックするようにっ!

じゃね!
(^-^)/~
♪HITOSHI♪