SPECIAL

PROFILE PROFILE PROFILE

[第2話]“HITOSHI流 こだわり弦巻き法” 2008/07/07

ヤッホ!(^-^)v

ギターを始めたての子から、弦交換についての質問をよく受けるので、今日はHITOSHI流のこだわり弦巻き法を紹介しよう。

ただし…参考になるかどうかは…わからん(-_-;)

あと、ただ書いて説明するのもつまらんので、プライベート・レッスンみたいな感じで行く。

ええな!?

生徒A
(-_-;)『…はい。』

よし、じゃ、まずは先に言っておくが、正式な弦の巻き方は、教則本などで説明してある通りだ。
それを参考にしなされ!
生徒A
(-_-;)『…は?』

おぬし…じゃ、俺の巻き方は邪道なの?と思ったじゃろ?

生徒A
(-_-;)『…い、いや…そんな…。』

ふん、まぁ、ええわ。
邪道というかな…俺の場合、本に書いてない事をやっとるってだけだ。

生徒A
(-_-;)『…そ、そういうのを邪道と言うのでは…。』

やかましいわ!
俺の場合、弦を巻くの一つとっても、自分なりの工夫とこだわりがあるって事よ!

生徒A
(-_-;)『あっ…はい。』

さて、それじゃ説明を始める。

まずは弦をペグ(弦巻き)に巻付けるところから。
あっ!断っておくが“煮弦”はしなくて良い!d(-_-;)

え〜、で、自分の場合、もうここからしてちょいと違うのだ。

弦を穴or溝に通して、そのままグルグルと巻付けたりはしない。

よく聞けよ!
穴or溝に通して余った部分の弦を、一度巻く方向とは反対にグッとペグに寄せて引っ張り、ブリッジ側から来てる弦の下へコソ〜ともっていき、下から上にロックするようにクロスさせ、グッと引っ張り、その上に弦を巻いていくのだ!!(^-^)v

どうよ?良い方法だろ〜!?

生徒A
(-_-;)『…ぜ、全然わかりませ…。』

やかましいわ!
説明は充分!
お前の理解力の問題じゃっ!

えっ?何でこんな事するかって?

うん、よく聞いてくれた。
これは、昔クラシック・ギターの弦を張替えている時に、苦労して編出した技でね…なんか…穴or溝に通してそのまま巻いちゃうと、ペグ回して引っ張った時に、ズレてきそうな気がするでしょ?

生徒A
(-_-;)『…い、いや、そんな事は…』

やかましいわ!
こういう時は『そうですね』って事にしとくもんじゃ!
そのズレ防止の為にロックしとるんじゃろがっ!ロックを!えぇ!?
しかも、ロックのお陰でグルグルと何回も巻付けんで良いから、楽チンだし、早いだろっ!?えぇ!?

生徒A
(-_-;)『(ズレるなんて聞いた事もないけど)…は、はい。』

で、巻付け終わって余った弦だが…この余った弦の処理に数々の伝説がある。

それを切っちゃうと、巻弦が解けてくるとか、音の伸びが悪くなるとか…。

生徒A
(-_-;)『…そうなんだ?』

いやいや、待て!
結論から言おう。
多分…普通はそんな事ないハズ…だから切ってもかまわない…と思う。

…だがな…なのに…俺は写真のように切らずにグルグル巻いて“輪っか”を作っておる(-_-)

何故か?

実はその昔、偉そうな先輩ギタリストに『切ったら、巻弦が解けてきてチューニングが甘くなるんでぇっ!』と脅かされ…それ以来、それを信じて…。

オマケにちょうどその頃、写真で見たリッチー・ブラックモアのギターのヘッド(ペグのある部分)に、やはりこの“輪っか”があってね…『なるほど〜!』と感心してしまい…こうするようになった…その名残だ。

こうする事によって困った事ないし(多分…トクした事もないけど)、何にしろ習慣でね…こうなってないと、なんだか落ち着かない。
後、見た目が可愛いしな〜!

生徒A
(-_-;)『…無駄だという事を認めているようにもとれますが…。』

やかましいわ!
これで安心して、落ち着けるんだから、これはこれで立派な工夫じゃないかっ!

生徒A
(-_-;)『…は、はい…じゃ、ぼ、僕も…?』

いやいや待て、待て!
d(-_-;)

それはチト違う。
俺はこうしてるってだけで…別にすすめとるわけじゃ〜ない。

実は最近になって、かつて信じられていた“このテ”の伝説の数々が、ギタリスト達の間で、次々と“お笑いネタ”に変わっておるのじゃ…(>_<)

結局俺は…“見た目”が好きなだけだし(笑)。

どうするかは、自分で決めなされっ!

またねぇ〜!
(^-^)/~
♪HITOSHI♪

JPG 240x320 32.7kb