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[第24話]ギター周辺の道具のお話-8〜スライド・バー〜失敗談 2009/02/20

ヤッホ!(-_-)v

さて、スライドバー作りもようやく大詰めをむかえた。

で、今回は…。
『何事も経験だ』
『失敗は成功の元』
という事で、失敗談を一つ紹介…というか…白状しよう。

今回の作業で用意する物は、たっぷりと冷水をはったお風呂の盥、タオル、そして軍手。

作業の流れを簡単に説明する。

まずは前回糸鋸で傷をつけた瓶を熱する。

で、それをサッと冷水にひたす。

すると、切れ目をつけた首の部分が“ポトリ”と切り取れる…予定であった。

…なのに(-_-;)

写真を見てちょうだい。

写真1は、前回の作業で充分に切れ目をつけた瓶。

写真2は、その瓶を加熱中の一枚。

この“瓶の熱し方”に問題があったのだ。

横着者の俺は、瓶につけた切れ目を過信して“ガスコンロ”で瓶を熱してしまった(>_<)

火力と言う点では申し分ないが、ガスコンロだと切れ目をつけた所だけじゃなく、そのまわりの広い部分が熱せられる事になってしまう。

それを写真3のように冷水をはった盥につけると首の部分が“ポトリ”と落ちる前に“ジュワァ〜!”“ペキペキペキ〜!”そして最後に“ポトリ”…。

急激に冷された瓶は、写真4のように、傷まみれで半分割れたようになってしまう。

こりゃ〜、危なかしくて使ってられん(>_<)…ショックだった〜(ToT)

今回の失敗で得た教訓は、横着をしない事(笑)。
やはりアルコールランプを使い、切れ目をつけた部分だけを集中して熱するべきだったのだ。

あ、もしくは、ギター弾きの間で伝えられてきたもので、タコ糸を切断部分に巻き、それにライターのオイルを染み込ませて火を放ち、やはり冷水につけて切断するという方法もある。

ネットで調べたら、この切断部分の先端に粘土を用いて、切断部分以外の場所への加熱を防ぐってのもあった。

これ、良いかもな〜。

まぁ、いずれにせよ、やはりこの加熱の段階は一番肝心なので、横着をしない方が良いのです。

で、自分で言うのも何だが、ここで挫けないのが俺の良いところ!v(^-^)

粉々になった瓶の前で『トホホ…また“瓶探し”からじゃん…(ToT)』
と、天を仰いだその時だ!

棚に並んでいる酒瓶に目が止まったのだ。

『…ん!?そういえばこれ…お客さんが来た時にでも、出して飲もうと思い、しまっていたワインだが…』

近くに行って箱から出してみた。

(ΘoΘ;)『はっ!こ、これはっ!!』

瓶の首に左手小指を当ててみる。

(ΘoΘ;)『むぅ!…ピッタリじゃないかっ!!このなんとも緩やかで“もってこい”の傾斜!素晴らしい!こ、こんな素敵な瓶が身近にあったなんて…』

新たなる“究極のスライドバー候補瓶”と、ワインを飲み干す大義名分を得た俺は…狂喜した!

『落ち込んでる暇などないわっ!』と、張り切って、ワインを飲み干しましたぁ〜!!d(-_-;)

よし、今回はこれまで!

次回こそっ!(o^-')b

またねぇ〜(^-^)/~
♪HITOSHI♪

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